TracerouteとMTRは、チェックサーバーからホストまでの経路、つまりパケットが通過するすべてのルーター(ホップ)を表示します。接続がどこで遅くなったり途切れたりしているかを突き止めるのに役立ちます。どちらもcheck-host.orgで25拠点から利用できます:TracerouteとMTR。
Traceroute:経路
1行が1ホップです。番号、ルーターのアドレス、各プローブの応答時間が表示されます。
- 経路が進むにつれて応答時間が増える:正常です。ルーターが遠いほど、道のりも長くなります。
- 2つのホップ間で時間が急に跳ね上がる:多くの場合は物理的な距離が長いためで、たとえば大洋をまたぐ回線です。
- 時間の代わりに
*:ルーターがこのプローブに応答しませんでした。多くのルーターは意図的にTracerouteへ応答しません。次のホップが応答していれば問題ありません。 - 到達不可:最後のホップが応答しません。ホストがプローブをブロックしているか、経路が実際にそこで途切れている可能性があります。
MTR:統計付きのTraceroute
MTRは各ホップに複数のプローブを送り、統計を表示します。
- Loss:応答のなかったプローブの割合
- Sent:送信したプローブの数
- Last、Avg、Best、Worst:直近、平均、最良、最悪の応答時間
- StDev:時間のばらつき。値が大きいほど回線が不安定です
途中のホップのロスはたいてい問題ではない
ルーターは、自分宛てのパケットよりも、通過するトラフィックを速く処理します。そのため、あるルーターが30〜50%のロスを示していても、その後のホップはすべて0%ということがあります。このようなロスは実際のものではありません。ルーターが低い優先度でプローブに応答しているだけです。
本当のロスは見え方が異なります。あるホップから始まり、その後のすべてのホップで宛先まで続きます。ロスが始まっているネットワークこそ、問題を探すべき場所です。
結果をどう活用するか
- ロスと応答時間の増加が最後のホップだけ:問題は宛先のサーバー、またはそのネットワークにあります。
- ロスが途中から始まって最後まで続く:そのホップのプロバイダーに問題があります。サポートに連絡する際はMTRレポートを添付すると役立ちます。
- 国ごとに経路が異なる:結果に表示される拠点を比較してください。問題が1つの地域にしかない場合があります。